卒業・誕生日おめでとう☆

今日は息子の１５歳の誕生日。

小6年２学期から、学校に行かないことを選択した彼も、先日無事に中学を卒業した。

簡単ではなかった道のりに、義務教育といわれる期間が終わったこと、１５歳を迎えたことに感慨深い想いがわいてくる。

誕生からこれまでの15年の道のりは本当に色んなことがあり、今改めて思うと、産まれるときから、私自身の中にあるいろんな固定観念や、合わなくなった社会通念、実態を不自由にしている制度やシステムなどを、ことごとく外していくために、私を母に選んでくれたかのような経験を次々とさせてもらったように思う。

今あらためて生まれてきてくれてありがとうと心から伝えたくて朝の食事をしながら、
さりげなく伝えてみた。

感情がすぐに表にでる私と違って、いつも淡々としている彼にとっては、母の言葉へのかえしはとくにはないのだけれど、彼が生まれてくれたおかげで、KUHという場が生み出されたのは確か。

ひとりのイノチがこの世に誕生することで生み出されるチカラは、果てしない。

沢山の数えきれない程の人との出合いと経験を運んでくれたイノチ ノ チカラは、これからもどれだけの豊かな出合いや経験の時間を運んでくれることだろう。

公の学校に行かなくても、両親がそろっていなくても、いや、だからこそのかけがえのないイノチ ノ チカラがある。

誕生日のお祝に欲しいものも、行きたいところも特にない様子の彼は、いつもの日常の中で充たされているのだろう。

自分に個別に向けられてきたエネルギーを、より多くの存在に向けてハタラケよ～と、背中を押してくれているよう。

ありがとう。
母からハハへ。
あなたのおかげで未熟だったわたしも少しは成長できたかな。

彼と私を支えてくれた家族や友人たちみんなにも改めて感謝を送ります。

そして、今日KUHに遊びにきてくれた近隣の貴重なおともだちと、楽しそうに遊んでいる甥っ子たちの笑顔がギフトです☆

写真をいやがる彼のかわりに、春の花からのイワイを。

卒業おめでとう。そして、１５歳おめでとう☆☆